探訪

北陸最大のメガソーラー、「直流1500V」でコスト下げて効率アップ(page 6)

ファースト・ソーラーが開発とO&Mを担う

2019/10/01 05:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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みずほ銀などプロファイ組成

 「石川沢川太陽光発電所」の建設資金に関しては、みずほ銀行をアレンジャーとする銀行団から約270億円(約2.4億ドル)のプロジェクトファイナンスを組成して調達した。

 このファイナンススキームは、11.5kmの自営線敷設における諸課題が解決し、最終的に県から道路占有許可を取得したことで、ようやく可能になったという。

 平澤プロジェクトマネージャーは、「太陽光のデバロッパーでは、地域への説明や対応をすべてEPCに任せているケースも見られるが、ファースト・ソーラー・ジャパンでは、重要な事案に関しては、自ら前面に立つとともに、完成後は、自社でO&Mを担っていくことを基本にしている」という。

●設備の概要
発電所名石川沢川太陽光発電所
住所石川県宝達志水町沢川、富山県高岡市福岡町沢川
発電事業者特定目的会社(SPC)・FS Japan Project 12合同会社(ファースト・ソーラー・ジャパン出資)
事業用地約163ha(パネル設置面積・約70ha)
出力連系出力59.52MW、太陽光パネルの出力71.208MW
年間予想発電量7880万kWh
EPC(設計・調達・施工)サービスレイズネクスト(旧JXエンジニアリング)
O&M(運用・保守)サービス ファースト・ソーラー・ジャパン
太陽光パネル米ファースト・ソーラー製(120W/枚・59万3400枚、1500V仕様)
パワーコンディショナー(PCS)東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(2.5MW機・25台、1500V仕様)
接続箱独ワイドミュラー製(14回路/箱、1500V仕様)
着工2015年7月
商用運転開始2018年12月1日
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