探訪

鬼怒川氾濫時も設備の浸水を逃れた、栃木・壬生の川沿いのメガソーラー(page 6)

自動復旧の失敗を機に、パワコンの遠隔監視を追加

2019/10/22 06:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 接続箱には、ひさしを取り付けた(図9)。

図9●ひさしを後付け
(出所:日経BP)
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 夏の高温時に、接続箱内の温度が上昇して、ブレーカーが落ちたことがあり、その後、高温対策として設置した。予想以上に効果があり、ひさしを取り付けて以降、同じ現象は起きなくなったという。

 ネズミ捕りを架台に取り付けているのも特徴的である(図10)。これは、施工中に、近隣の田畑でネズミが急増したことに対応した。近隣の農家は、メガソーラーの敷地内や周辺を住処にしていたネズミが逃げ出したと推測し、対策を求めてきた。ときどき、ネズミが捕れているといい、効果はあるようだ。

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図10●ネズミ捕り
(出所:日経BP)
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●発電所の概要
発電所名大宏壬生太陽光発電所
所在地栃木県下都賀郡壬生町大字下稲葉
敷地面積約4万m2
太陽光パネル出力2.4325MW
連系出力1.990MW
発電事業者大宏(栃木県佐野市)
EPC(設計・調達・施工)サービスNECネッツエスアイ
O&M(運用・保守)NECネッツエスアイ
太陽光パネル東芝製
パワーコンディショナー(PCS)東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製
売電開始2014年6月2日
固定価格買取制度(FIT)上の売電価格40円/kWh(税抜き)
売電先東京電力エナジーパートナー

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