探訪

国内初の「募集プロセス」で隣地に新設、群馬県昭和村のメガソーラー(page 3)

落雷が頻発、遠隔監視が途絶える被害も

2019/11/05 06:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
印刷用ページ

落雷で遠隔監視が途絶える

 稼働後の発電量は、2013年10月に売電を開始してから、丸6年が経ったAサイトと、4年遅れて2017年10月に売電を開始してから丸2年のBサイト、Cサイトともに、似たような傾向で推移している。

 いずれも、月によるばらつきはあるが、年間を通してみると、事業計画時の予想に対して約1割、上振れする状況が続いている。

 中でも発電量が良好だったのは、2018年だった。コムシスクリエイトが運営している国内各地のどの太陽光発電所も、発電量が好調に推移した中で、昭和村のメガソーラーも特に好調な年になったという。

 除草や除雪は、当初から近隣地域のシルバー人材センターに依頼している。除草は、春と秋の1回ずつに加えて、夏は状況に応じて1~2回、依頼している。

 除雪は、2017年~18年にかけての冬は依頼回数が比較的多く、翌シーズンの2018年~19年の冬は依頼回数が少なかったなど、年によって降雪の状況が異なる。

 山あいに立地し、北側には森があり、この森の中がカラスの根城になっている。このため、カラスが石を咥えて飛来し、上空から太陽光パネルをめがけて石を落とすことによってパネルが割れる被害が多く起きるのではないかと心配していた。しかし、今のところ、それほどの被害ではないという。

 ただし、北関東では雷雨が激しいこともあり、年に数回、落雷によるとみられる系統の停電によって、売電が止まることがある。

  • 記事ランキング