探訪

八雲町に姿を現した国内最大の「蓄電池併設メガソーラー」(page 3)

放牧場跡地に102MWのパネルと52MWの蓄電池を設置

2019/11/12 05:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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東芝とTMEICが設計・施工

 このプロジェクトでは、メガソーラーの短時間における出力変動(短周期変動)を平滑化させるため、容量27MWhの蓄電池システムを併設する。蓄電池を制御するパワーコンディショナー(PCS)の定格出力は52.5MW。リチウムイオン電池を採用する。

 パネル出力100MW、連系出力75MWという出力規模は、運転開始時点の稼働済みメガソーラーの中で、国内10位以内になる。さらに、「蓄電池併設型メガソーラー」としては、国内はもとより世界的にも最大級になりそうだ。

 EPC(設計・調達・施工)とO&M(運営・保守)サービスは、東芝エネルギーシステムズと東芝三菱電機産業システム(TMEIC)が共同で担う。太陽光パネルは東芝製(72セル・335W/枚)、太陽光パネルと蓄電池のパワーコンディショナー(PCS)はTMEIC製を採用した。蓄電池システムは、韓国LG化学製蓄電池を使って、TMEICが構築した。13kmに及ぶ自営線は北海電気工事が担った。

 冬季の積雪に対応し、パネルの設置角は30度、地面からパネル最低部までの設置高は1.3mを確保する(図4)。

図4●東芝製パネルとTMEIC製のPCSを採用
(出所:日経BP)
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