探訪

台風銀座・沖縄で稼働する特高メガソーラーの5年

パネル飛散防止に追加対策、何重もの強風対策の成果は?

2019/11/26 05:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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インフラファンドに上場

 沖縄本島北部に位置する名護市は、西と東の両方が海岸に面し、本島に属する市町村では最大の面積を有する。県北部地域の中心都市で、商業のほか、農業や漁業も盛んだ。

 同市の東海岸に近い丘陵に、出力約8.44MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「いちご名護二見ECO発電所」が稼働したのは、2015年1月。沖縄県で稼働中のメガソーラーとしては、うるま市の石油基地施設内にある出力12MWのサイトに次いで県内2番目の出力規模となる(図1)。

図1●完成直後の「いちご名護二見ECO発電所」
(出所:いちごECOエナジー)
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 いちご傘下のいちごECOエナジー(東京都千代田区)が建設・運営している。いちごグリーンインフラ投資法人(東京都千代田区)が、2016年12月に東京証券取引所のインフラファンド市場に上場したのに伴い、「いちご名護二見ECO発電所」は、同投資法人の保有資産となっている。

 同発電所は、名護市の所有する牧場跡地14万6294m2を賃借し、発電事業を行っている。かつては「ゆかり牧場」と呼ばれて、闘牛場もあったが、発電所を建設する直前には、低木などの繁る荒地となっていた。

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