探訪

太陽HDが水上型で「100%太陽光」達成、アップル向けから国内全事業に拡大

開発手法は段階的に広げ、フロートも多様に

2020/01/07 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
印刷用ページ

 香川県高松市の中心街から少し離れた、同市御厩町にある「御厩池(みまやいけ)」において、2019年9月に、太陽光パネルの出力約2.8485MW、連系出力1.99MWの水上メガソーラー(大規模太陽光発電所)「御厩池水上太陽光発電所」が稼働を開始した(図1)。

クリックすると拡大した画像が開きます
図1●太陽光パネル出力が約2.85MWの「御厩池水上太陽光発電所」
(出所:上は太陽ホールディングス、下は日経BP)
クリックすると拡大した画像が開きます

 固定価格買取制度(FIT)に基づく売電単価は21円/kWh(税抜き、以下同じ)で、四国電力に売電している。

 高松市の周辺をはじめ、香川県には多くのため池が点在している。最も多かった時期には、2万カ所以上があったとされる。現在でも、ため池の数は全国で3位、面積に占める密度は同1位となっている。

 ため池が多い理由は、全国でも降水量が少ないうえに、雨が降っても、そのまますぐに瀬戸内海に流れ出てしまう地形にあること、さらに、降水の多い時期が集中していることがある。

 ため池が多いことに加えて、地方自治体や池を管理する水利組合などの理解もあり、水上太陽光発電所の数も、兵庫県に次いで2番目に多いとされている。

 「御厩池」の周囲にも、田んぼが多く広がっている(動画)。農耕期にはこれらの水田に農業用水を供給している。

動画●高松の水田地域にある「御厩池水上太陽光発電所」
(出所:日経BP)
  • 記事ランキング