探訪

大型重機3台を常備して除雪、七戸町のメガソーラー(page 2)

土木造成の工夫で雪国でも過積載率1.3倍を確保

2020/02/10 05:00
金子憲治=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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5工区に分けて設置

 同町北部の卒古沢地区の原野・山林・雑種地約48haに太陽光パネルを約5万8000枚設置した。年間発電量は約2万MWhを見込み、これは一般家庭約5550世帯分の電力消費量に相当する。事業主体の青森七戸メガソーラー発電所合同会社は、オリックスが65%、シン・エナジーが35%を出資する。

 施工は大林道路・シン・エナジー共同企業体が担当した。太陽光パネルは韓国LGエレクトロニクス製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した(図2)。

図2●太陽光パネルは韓国LGエレクトロニクス製、PCSはTMEIC製を採用した
図2●太陽光パネルは韓国LGエレクトロニクス製、PCSはTMEIC製を採用した
(出所:日経BP)
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 七戸町の東部は、比較的平坦な高台で、広大な田畑や森林が続く。完成した「七戸町卒古沢太陽光発電所」は、段上に整地された平地にA~Eの5つの工区を設け、林の間に整然と太陽光パネルが敷かれている。

 それぞれの工区はほぼ長方形で、北端のA工区から、南東方向に少しずつ南にずれながらBとC工区が続き、DとE工区は、C工区の東側に隣接している。

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