探訪

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休耕田や山林を地主が造成して活用

2020/04/28 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 また、最近では農業事業に参入した。太陽光発電と同様に、三重県内で日射量の豊富な土地を活用して取り組む。植物工場を活用する。

 まず、津市芸濃町のおもに休耕地であった農地を活用し、ブランド野菜の一つとして人気のある「高糖度ミニトマト」を栽培する(図2)。面積が約1万3000m2の農地に農業用ハウス2棟(栽培面積は合計4320m2)を建てて栽培する。3月に着工しており、7月に竣工、8月に苗を植える予定となっている。

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図2●ミニトマトや栽培のイメージ
(出所:三交不動産)
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 建設中の農業用ハウスは、室内の温度や湿度をはじめ、農作物の育成に必要な環境を適切に制御する。日射については屋外から入射する太陽光を利用する。

 三重交通グループにとって、農業は初めて参入する事業となるため、農業ベンチャーであるOSMIC(東京都中央区)と提携し、同社が取り組んでいる「高糖度ミニトマト」のノウハウを導入する。収穫したミニトマトは、同社のルートを通じて販売する。

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