探訪

長崎で地元企業が試行錯誤、30MW空港メガソーラーの4年(page 3)

ドローンは朝6時まで、出力抑制は九電による制御が有利?

2020/06/02 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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滑走路付近は高さ制限、てかてか光らないパネルも奏功

 太陽光パネルには、航空機の操縦士や管制官の視認性を阻害しないことが求められた(図4)。パネル表面からの反射光が問題だった。ここでは、薄膜の製品であることが奏功した。

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図4●薄膜系であることが視認性の面で奏功した
(出所:日経BP)

 ソーラーフロンティア製のCIS化合物型など、薄膜のパネルは表面が黒っぽい。結晶シリコン型のように表面がてかてかと光っておらず、通常の製品で視認性に影響しなかった。この特性によって航空機の運航に支障がないと判断され、標準品を採用できた。

 太陽光パネルの例以外にも、開発や運営において、空港の隣という特殊な環境への対応で工夫している面がいくつかある。

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