探訪

養鶏地帯に立地する垂水市のメガソーラー、「鶏に配慮も、恩恵も受ける」(page 3)

調整池には鳥インフル対策、アクセス道は災害時に早期復旧

2020/09/15 06:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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雑草は少ない半面、水みちで配管が露出

 峠の山腹という場所にあり、周辺は緑に恵まれているものの、意外にもメガソーラーの敷地内には、雑草はそれほど多くないという(図4)。

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図4●雑草が比較的少ない
(出所:BCPGジャパン)
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 雑草が比較的少ないことは、除草の手間とコストが減る利点がある。しかし、垂水市のメガソーラーでは、その利点の一方、雑草が少ないゆえに悩ましい問題が出てきた。

 7カ所の土地の敷地は、いずれも峠の頂上から南西に向けて傾斜している。雨が降ると、太陽光パネルから雨水が落ちる場所が一定だったり、地面を雨水が流れる場所が定まってきたりすることで、地面の土が溝を掘るように削れ、いわゆる水みちができる。

 雑草が多いと、根の効果で、水みちができにくい。実際、雑草の少ない場所の中には、水みちができ始めているところもある。中には、地中に埋設していた配管が露出してしまった場所もでてきた(図5)。

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図5●水みちによって配管が露出
(出所:BCPGジャパン)
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