探訪

関空の土砂採取跡、公民連携による大和リースのメガソーラー

売電収入の3%は寄付、非化石証書で「RE100」にも寄与

2020/10/27 07:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 和歌山県西部、海に近い山あいに太陽光パネルの出力が21MW、連系出力が17MWの(大規模太陽光発電所)「DREAM Solar 和歌山市」がある(図1)。2016年2月に売電を開始してから、4年半を経過した。

図1●関空のある埋め立て地が、上の海の中にみえる
(出所:大和リース)
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 和歌山市深山の加太地域にある、関西国際空港(関空)土砂採取事業跡地に立地する。土地は和歌山市が所有している。2013年10月に同市と事業協定書を締結して開発した。

 関空は、大阪湾南東部の泉州沖に埋め立てて築かれた人工島に建設された。埋め立てに使う土砂は、近隣の海沿いに近い山から運び込まれた。この土砂採取地の1つが加太地域だった。採取後は工業用地などとして活用され、「DREAM Solar 和歌山市」もその一角にある。

 メガソーラーを開発・運営しているのは、大和リース(大阪市中央区)である。

 同社は大和ハウス工業の子会社で、グループ一体で再生可能エネルギー発電事業に取り組んでいる。

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