探訪

今冬の豪雪にも適切に対応、宮城県大郷町のメガソーラー(page 2)

タイのバンプーがトリナ・ソーラーに委託して開発

2021/02/02 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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稼働前に、台風による豪雨

 大郷太陽光発電所は、稼働する直前の2019年秋に、台風に伴う豪雨によって近隣地域が被災した。町内に流れる吉田川の堤防が決壊した。

 メガソーラーが立地している場所は、山あいにあり、幸いにも被害を免れたものの、数百人の町人が避難を強いられた。

 この状況に対して、バンプージャパンは、食料を寄付して届け、寝ずに対応していた町長を慰問するなど、すぐにできる支援に取り組んだ。こうした、地域の一員として貢献するという意識は、被災時にとどまらず心がけているという。

 発電所内は、比較的、平坦に造成されている。発電設備の施工性とメンテナンス性を高める効果も狙っている。また、治水対策として大規模な調整池を4カ所設けた(図3)。

図3●大きな調整池
(出所:バンプージャパン)
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