探訪

今冬の豪雪にも適切に対応、宮城県大郷町のメガソーラー(page 4)

タイのバンプーがトリナ・ソーラーに委託して開発

2021/02/02 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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今冬の大雪

 2020年12月からの冬の積雪期、これまでとは異なる豪雪に見舞われている地域がでてきている。大郷太陽光発電所も、その1つとなっている。

 ただし、本格的な降雪を前に、今冬は積雪量が多いと予想できた。そこで、事前から対策を講じた。重機を使った除雪作業を組み込んだ(図5)。

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図5●今冬は除雪を想定し、実行している
(出所:バンプージャパン)
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 アレイ(太陽光パネルを架台に固定する単位)間を中心に、多く積雪しそうな日には、地面に積もった雪を重機で除雪している。これが功を奏し、比較的発電ロスを抑えられている。平坦に造成していることで、この作業を追加しやすい利点もあった。

●発電所の概要
発電所名大郷太陽光発電所
所在地宮城県黒川郡大郷町大松沢一ノ沢
敷地面積約51万3600m2
太陽光パネル出力約28.8MW
連系出力18.9MW
年間発電量約3138万6000kWh
(一般家庭約6504世帯の消費電力に相当)
発電事業者ウッドレイク合同会社
(バンプーグループが出資する特定目的会社)
開発トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー(東京都港区)
EPC(設計・調達・施工)juwi自然電力(東京都文京区)
O&M(運用・保守)トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジーとjuwi自然電力オペレーション(東京都文京区)による共同事業体
太陽光パネルトリナ・ソーラー製
(出力約340W/枚・約8万4000枚)
パワーコンディショナー(PCS)東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製
(定格出力2300kW機・8台)
太陽光パネルの設置角15度
太陽光パネル低部の高さ約70cm
着工2018年4月27日
売電開始2019年12月13日
買取価格36円/kWh(税抜き)
売電先東北電力グループ
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