探訪

西部ガス初の「セカンダリー案件」、営業エリア外で取得を決断

2時間内の近隣が基本、O&Mの工夫で他社開発案件も安定運用

2021/03/02 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 宮崎県都城市の山あいに、太陽光パネルの出力が約1.68MW、連系出力が1.5MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「エネ・シード都城太陽光発電所」がある(図1)。

図1●「エネ・シード都城太陽光発電所」
(出所:西部ガスグループ)
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 2014年12月に売電を開始してから、ちょうど6年が経過した2020年12月に、発電事業者がエネ・シード(福岡市博多区)に変わった。

 稼働済みで一定の期間、安定稼働した実績がある太陽光発電所を売買する、いわゆるセカンダリー市場でエネ・シードが購入した。

 エネ・シードは、西部ガスの子会社で、再生可能エネルギー発電事業を手掛けている。元の発電事業者だった加和太建設(静岡県三島市)からこのメガソーラーを購入し、2020年12月1日からエネ・シードが自社発電所として運用を開始した。

 発電所名も、元の「高城町有水発電所」から「エネ・シード都城太陽光発電所」に変えた。

 西部ガスグループは、2012年4月にエネ・シードを設立して再エネ発電所を開発・運営してきた。稼働済みの太陽光発電所は10カ所・パネル出力の合計は約37.8MW、このほか風力発電所が1カ所・4MWとなっている。

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