探訪

高砂市のガラス工場に屋根上「特高メガソーラー」、稼働8年の運用状況

軽量パネル採用、発電量は順調も「接続箱の影」が思わぬ影響

2021/03/30 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ

 ガラス大手であるAGCの関西工場・高砂事業所は兵庫県高砂市にある。1939年に操業を開始し、現在は液晶ディスプレイ用ガラス基板の主力工場として、同社の中核事業を支えている。

 同事業所には、屋根上を活用した出力約5MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)がある。屋根上太陽光発電所としては、国内有数の規模で、特別高圧送電線に連系する屋根上のメガソーラーは、いまでも例が少ない。

 2013年3月に売電を開始し、稼働実績が8年に達している。屋根上の特高メガソーラーでここまで長期の運用実績を持つサイトはほかになく、貴重な発電所となっている。

 高砂事業所は、敷地面積が約38万m2と広い。その中に多くの建屋がある。このうち数棟の合計約7万m2の屋根上に太陽光パネルを設置している(図1)。

クリックすると拡大した画像が開きます
図1●8年間の稼働実績がある中で、劣化や腐食などはほぼ感じないという
図1●8年間の稼働実績がある中で、劣化や腐食などはほぼ感じないという
(出所:AGC)
クリックすると拡大した画像が開きます
  • 記事ランキング