探訪

わずか1年でヤギが倍増、将来はチーズ製造も、長崎・柿泊町のメガソーラー(page 2)

1年で7頭から13頭に、農業ビジネスとの連携も模索

2021/08/31 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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ヤギは繁殖して倍増、小屋を追加

 柿泊町のメガソーラーは、長崎市総合運動公園の隣接地に位置する採石場の中にある(図3)。すでに砕石を終え、平坦になった場所に太陽光パネルを設置した。

図3●敷地は4万m<sup>2</sup>と広い
図3●敷地は4万m2と広い
(出所:チョープロ)
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 チョープロは、メガソーラーが稼働してから5年後となる2019年に、柿泊町のメガソーラーにヤギを導入した。敷地内の除草も重要な目的だが、他の事業との相乗効果の方に力点を置いている。

 草刈りだけで見ると、ヤギの飼育よりも、草刈り作業を外注した方がコストは安く済む可能性もあるという。

 当初は、雄と雌を1頭ずつ、合計2頭で飼い始めた。この雌から2頭の子ヤギが産まれた。その後、1頭の雌を追加し、この雌からも1頭の子ヤギが産まれた。さらに1頭を追加して、1年前の2020年夏の時点では、7頭に増えていた。

 その後、さらに子ヤギが産まれ、現在は13頭に増えている(図4)。1年間でほぼ倍増したことになる。繁殖力が強いとは聞いていたものの、これほどの増え方には驚いているという。

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図4●親子で群れるヤギも。子ヤギはとくに愛らしい
図4●親子で群れるヤギも。子ヤギはとくに愛らしい
(出所:チョープロ)
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 今後も、子ヤギが産まれて増え続けていくと予想している。

 メガソーラー内に、15頭近くの頭数のヤギが歩いている光景は、ちょっとした牧場のようだ。まとまって歩き回って遊んだり、雑草を食べたりしている様子は、ほのぼのとして癒される。

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