探訪

わずか1年でヤギが倍増、将来はチーズ製造も、長崎・柿泊町のメガソーラー(page 3)

1年で7頭から13頭に、農業ビジネスとの連携も模索

2021/08/31 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 ヤギの管理担当者がメガソーラー内に滞在している時に、ヤギを小屋から敷地内に放している。小屋でしっかり管理する方針は、動物を相手にする以上、安全面でより慎重に取り組みたいと考えたからだった。

 ただし、ヤギは夕方になると、自分で小屋に戻ってくる。

 この小屋も、ヤギが増えたことで追加した(図5)。2020年夏の時点では1棟だったが、頭数がほぼ倍増したので、隣にもう1棟を建てた。

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図5●左が追加した小屋
図5●左が追加した小屋
(出所:チョープロ)
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 日中、日差しを避けるように、太陽光パネルの下で過ごしていることもある。これは暑さをしのぐためかとも思われたが、冬の涼しい時期でも、同じように太陽光パネルの下で過ごしていることがあるので、気温はあまり関係ないかもしれないという。

 他の事業との相乗効果では、ショップやレストランを通じてガスを中心とした食や暮らし全般を提案する事業、また、最近手掛けはじめた農業との連携がはじまった。

 同社の農業事業は、露地栽培と本社ビルの屋上栽培、巣箱を使ったハチミツ作りなどでスタートしている。

 ヤギの管理担当者とは、この農業ビジネスの中で縁ができた。今後計画しているハウス栽培などで、ヤギの管理担当者がより直接的な役割を担う予定となっている。

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