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サイト内に農業用ため池、町と水利組合と連携して管理、宮城・松島のメガソーラー(page 4)

タカラレーベンがトリナの開発案件を事業化

2021/09/14 06:55
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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グループ最大の勝浦の30MWも竣工

 千葉県勝浦市浜行川では、出力約30MWの「LS千葉勝浦発電所」が稼働した(図7)。2020年11月に売電を開始し、グループで最大規模の太陽光発電所となっている。

図7●LS千葉勝浦発電所
図7●LS千葉勝浦発電所
(出所:タカラレーベン)
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 このメガソーラーの開発では、新生銀行を主幹事とするプロジェクトファイナンスを組成した。事業主体となるSPCに、新生銀行と三菱UFJリースが融資した。

 事業用地の多くは市から借りた。用地全体は約124万m2あり、林地開発許可に伴って残地森林や新たな植樹区域の設定を求められ、発電設備を設置した区域は約49万m2となった(図8)。

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図8●造成時の様子
図8●造成時の様子
(出所:タカラレーベン)
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 900m×600mという森林のほか、太陽光パネルが並ぶ区画の中央に、幅30mの林地帯が求められた(図9)。

図9●太陽光パネルの設置区域内にも植林
図9●太陽光パネルの設置区域内にも植林
(出所:日経BP)
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 アレイ(太陽光パネルの設置単位)はパネル6段とし、合計8万2800枚を並べた。杭基礎は深さ2mまで打ち込んだ。アルミニウム製架台は、新型コロナウイルス感染症の影響で、納入がすこし遅くなった。

 近隣地域の日常生活に支障をきたさないように配慮した。現地まで新たに私道を敷設して、工事に伴う大型車などの進入路とした。

 この私道は竣工後、近隣地域の住民にも開放している。新たな生活道路として利用してもらうことで、交通の利便性の向上に寄与している。



●発電所の概要
発電所名LS宮城松島発電所
所在地宮城県宮城郡松島町根廻
事業用地の敷地面積約35万8932m2
発電設備の設置面積約10万4139m2
発電事業者タカラレーベンが出資している特定目的会社
所有者タカラレーベン・インフラ投資法人(東京都千代田区)
連系出力12.0MW
太陽光パネル出力14.2464MW
年間予想発電量(初年度)1万7959.49MWh
EPC(設計・調達・施工)の監理トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー(東京都港区)
EPCサービスjuwi自然電力
O&M(運用・保守)サービストリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー
太陽光パネルトリナ・ソーラー製
(単結晶シリコン型、出力400W/枚品、3万5616枚)
パワーコンディショナー
(PCS)
東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製
(定格出力3000kW機、4台)
売電開始日2020年9月16日
以前の発電事業者からの発電所の取得日2020年12月1日
取得額約43億2000万円
固定価格買取制度(FIT)に基づく売電単価24円/kWh(税抜き)
売電先東北電力ネットワーク
●発電所の概要
発電所名LS千葉勝浦発電所
所在地千葉県勝浦市浜行川
事業用地の敷地面積約124万0669m2
発電設備の設置面積約49万3760m2
発電事業者タカラレーベンが出資している特定目的会社
連系出力25.004MW
太陽光パネル出力約30.636MW
年間予想発電量約3万3918MWh
(一般家庭約1万世帯分の消費電力に相当)
EPCサービス大和ハウス工業
O&MサービスエナジーO&M
太陽光パネルJAソーラー製
(単結晶シリコン型、出力370W/枚品、8万2800枚)
PCS華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)製
(定格出力40kW機・617台、36kW機・9台)
売電開始日2020年11月20日
FITに基づく売電単価36円/kWh(税抜き)
売電先東京電力パワーグリッド
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