トラブル

海外製の分散型パワコンの盲点、「コネクタの損傷リスク」(page 4)

エネテク 第27回

2019/07/04 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 もう一つの不具合である、接合部が融着している状態のコネクタについては、絶縁抵抗を測ることすらできなかった。このPCSも、送電を続けるのはかなり危険だと判断し、送電を遮断した。

 コネクタ内の接合部が融着している状態は、コネクタへの圧着不良や嵌合不良が原因とみられる。これにより、接合部を外せない状態になっていた。

 赤外線カメラで該当部の熱分布の画像を撮影すると、コネクタが過熱していることがわかる(図2)。日中は太陽光発電電力が流れ込むため、この過熱は止まらない。何らかの影響で、発火の原因となる恐れがあり、危険な状態としている。

図2●コネクタが過熱していた
(出所:エネテク)
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