トラブル

モモンガやハクビシンが巣をつくる! 屋根上太陽光の思わぬ断線(page 2)

エネテク 第30回

2019/08/22 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 この状況から、小動物などが太陽光パネルと屋根の間のわずかな隙間に入り込むことが日常的に続き、電線が噛まれて断線したことが、発電量の低下の原因と考えられた。

 この住宅は、里山の隣に建っている。夜になると、山からモモンガが飛んできている様子が目撃されていた。ハクビシンも目撃されていた。ハクビシンの場合、刃を研ぐために、頻繁にものをかじる習性がある。

 太陽光パネルの下の、屋根とのわずかな隙間には、枯葉が多く溜まっている場所があった(図3)。

図3●枯葉を使って作られていた巣
(出所:エネテク)
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 風で飛ばされた枯葉が、たまたま溜まっていたような状況ではなく、明らかに、運ばれてきて意図的に固めるように溜まっていた。

 モモンガやハクビシンが、巣を作りかけていたのではないかと推測している。モモンガやハクビシンは、高いところに木の皮や枯葉などを使って巣を作ることが知られている。

 太陽光パネルと屋根の間のわずかな隙間は、巣穴として適していたようだ。

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