トラブル

小動物がかじって発火、ストリング全体が発電停止(page 2)

エネテク 第34回

2019/10/17 06:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 熱分布画像で、太陽光パネル全体が光るように写っていた理由は、パネルそのものは日射を受けて発電していながら、接続箱の入力部でヒューズが切れており、送電されていない状態だったからである。こうした場合、ストリングを構成するパネル全体が発熱する。

 エネテクの点検担当者は、ヒューズが切れた原因を突き止めるため、ストリングの状態を調べた。すると、このストリング内の電線が、ドロドロに溶けていて、架台や基礎には焦げた跡がついていた(図2)。何らかの原因で、この電線の溶けた部分のどこかで発火して、電線を覆っている樹脂の被覆を溶かし、溶けた被覆が架台や基礎にたれて焦げたようだ。

図2●基礎や架台が焦げていた
(出所:エネテク)
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