トラブル

小動物がかじって発火、ストリング全体が発電停止(page 3)

エネテク 第34回

2019/10/17 06:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 同社によると、ストリング内の直流の送電電圧は800V以上ある構成で、とても危ない状態だった。しかも、発電所内には、枯れ草が多く残っていた。ストリング内の発火の度合いによっては、枯れ草に燃え移って火災を引き起こしかねない状態だった。

 ドロドロに溶けているために、どこが起点になり、何が原因だったが、確実なところは突き止められなかったが、小動物にかじられたことが原因だったのではないかと推測できた。

 このケーブルを収めたラックには、小動物の足跡が多く残っていたためで、しかも、ラックの下半分は空洞になっていた(図3)。小動物はここから侵入できる。

図3●ラック上についていた小動物の足跡
(出所:エネテク)
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 ドロドロに溶けるまでには至っていないものの、小動物にかじられて、被覆がなくなっている箇所や、銅線が剥き出しになっている場所もあった(図4)。ここでも、被覆が溶けたり、炭化したりしている電線があった。

図4●かじられていた電線、被覆が焦げて落ちている様子も
(出所:エネテク)
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【エネテクによるトラブル・シューティング】
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