トラブル

【千葉の太陽光被災・その2】まるで「やり投げ」、飛んできた屋根材が太陽光パネルを突き破る(page 2)

エネテク 第37回

2019/11/28 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 このような敷地外から勢いよく飛んでくる飛散物による被害は、発電事業者にとっては、まさに不慮の事故といえる。設計や運用上の工夫で防ぐことは、難しいだろう。

 近隣の地域では、強風によって、倒木だけでなく、古い建物の屋根やビニールハウスなどが多く吹き飛んだことで知られている。

 この太陽光発電所で、太陽光パネルに突き刺さったのも、強風で吹き飛んだ、何らかの建物の屋根を構成していた材料の一つと見られる。いかにも屋根材という、角材だった(図2)。

図2●屋根を構成している角材のようだ
(出所:エネテク)
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 太陽光パネルを突き破るような勢いで飛んできた状況を想像すると、この角材が飛んで行った先が、街中ではなかったことは、不幸中の幸いだったといえる。

 飛んでいって落下した先が、太陽光発電所ではなく街中だったなら、太陽光パネルを突き刺した勢いで、住宅の窓に突き刺さる、人が負傷するといった事故につながった恐れが想定されるためである。

【エネテクによるトラブル・シューティング】
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