トラブル

【千葉の太陽光被災・その3】吹き飛ぶトタン屋根、小型パワコンの遮光用も(page 2)

エネテク 第38回

2019/12/12 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 小型のPCSや接続箱は、筐体が小さいために、相対的に外部の温度変化の影響を受けやすい。直射日光が当たる場所に設置されている場合、夏季の高温時に直射日光が当たり続けると、過熱によって壊れたり、機能を維持できなくなることがある。

 こうした過熱による損壊を防ぐ目的で、PCSや接続箱は、筐体内が一定以上の温度に達すると、安全機能が働いて稼働を止めることがある。

 こうした直射日光による過熱への対策として、「ひさし」を追加することで、小型PCSや接続箱に直射日光が当たらないようにしている発電所も多い。

 今回の発電所も、屋根を付けて、直射日光による過熱から小型PCSを守っていた。

 太陽光パネルを支える架台と同じような構造に、小型PCSを固定したうえ、架台であれば太陽光パネルが固定されている場所に、トタン屋根が設けられていた。

 このトタン屋根が、台風の強風によって、めくれ上がった。ただし、敷地内の他の場所や敷地外にまで飛散して、他の設備などを損壊するような2次被害はなかった。

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