トラブル

【千葉の太陽光被災・その4】停電が復旧して再連系したら、接続箱が燃えた!(page 2)

エネテク 第39回

2019/12/26 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 この発電所では、このほかにも、設計や施工の不良とみられるトラブルが多く、電線に関しても、樹脂の配管内の通し方が悪く、火災に発展しかねない部分もあったという。

 ここでは、配管の直径一杯まで、過剰な本数の電線を押し込むように入っていることが問題とする。

 配管内に適度に空隙がないと、電線に生じた熱を適切に放熱できない。発電量が多く、発熱が通常よりも多い状態になった時に、適切に放熱できないと、樹脂が発火する原因になりかねない。

 こうした状況もあり、電線の敷設方法の改善を検討している。

 今回、紹介したような接続箱の延焼は、千葉県内の別の太陽光発電所でも生じたことがあった(図2)。

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図2●千葉県の別の発電所において、接続箱が激しく焼損した例
(出所:エネテク)
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 この時には、接続箱の中が、炭のように丸焦げになるほど、激しく焼損していた。かなり危険な状況といえる。

【エネテクによるトラブル・シューティング】
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