トラブル

太陽光の盲点、「アースの不良」、地面から外れて錆びている例も(page 4)

エネテク 第42回

2020/02/12 10:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 そもそも、アースの配線ルートが適切でない場所もあった。

 接続箱の筐体において、水抜き用に設けられている穴に、アースが通されていた(図5)。

図5●水抜き穴にアースを通している
(出所:エネテク)
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 こうした「アースの施工不良のデパート」のような状態で、適切な接地が実現できてない場所が多いのも当然という状態だった。

 エネテクでは、運営事業者に対して、接地に異常が見つかった場所について、施工し直すことを提案している。

 他の発電所でも、同じような例が少なくなく、同じような施工のし直しを提案してきている。

 しかし、現実には、提案を受け入れる発電事業者は少なく、9割以上はそのまま放置している印象という。残念ながら、意識の低い発電事業者が多いことを、改めて実感する例になっているとしている。


【エネテクによるトラブル・シューティング】
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