トラブル

屋根上太陽光で断線、ストリングごと発電が停止、原因は不適切な施工(page 3)

エネテク 第43回

2020/02/27 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 太陽光パネルと接続箱、あるいは、分散型などの小規模なパワーコンディショナー(PCS)の接続でも、今回と同じような接続不良や断線が起きている太陽光発電所を見かけることが多いという(関連コラム:結晶系パネルから小型PCSへの送電経路で起きた例)。

 同じように電線同士を切って接続した時の施工方法が不適切だったり、不適切なコネクターを使う、コネクター同士を力づくで押し込んで損傷させるなど、適切な手法を選択していなかったり、施工そのものが不適切なことに起因している。

 今回の太陽光発電所の場合、太陽光パネルは屋根上に設置されている。接続不良が起きている場所が、パネルの下に隠れていれば、まだ問題は少ないが、炎天下にさらされる場所にはみ出していると、電線の劣化や施工不良による悪影響は、さらに大きくなり、屋根材が焦げるような段階まで進みかねず、安全面からも危険な状態といえる。

【エネテクによるトラブル・シューティング】
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