トラブル

外観では見逃しがちな、スイッチの故障とヒューズ切れ

エネテク 第49回

2020/05/21 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 このシリーズでは、エネテク(愛知県小牧市)が、太陽光発電所の点検やO&M(運用・保守)サービスを担う中で対応してきたトラブル事例を紹介している。同社は、2007年に創業した電気設備工事会社で、太陽光発電の施工も多く担当してきた。O&Mサービスでは、点検時に原因分析だけでなく、状況によっては、その場で不具合の原因を解消するといったワンストップの対応が特徴となっている(関連コラム)。

 今回は、開閉器の故障によって送電が止まっていた例を紹介する。開閉器には、主にスイッチ式とヒューズ式がある。スイッチが故障していたり、ヒューズが切れていたことによって、売電ロスに直結するトラブルである。

 開閉器の故障は、接続箱やパワーコンディショナー(PCS)において、最近目立って増えてきているという。ただし、どの接続箱やPCSでも目立って増えているわけではない。生じるメーカーの傾向は比較的偏っている。

 スイッチの故障やヒューズが切れている状態は、外観からでもわかりやすい場合と、わかりにくい場合がある。

 例えば、ヒューズが焦げていれば見た目にもわかりやすいが、焦げていない場合もある(図1)。そして、ほとんどの場合、焦げていない。見つけるコツを知っていないと、なかなか発見できないだろうという。

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図1●ヒューズの点検。左下は正常だが、右下は切れている
(出所:エネテク)
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