トラブル

長野・富士見町のメガソーラーで盗難、地域一丸の警戒態勢で復旧

半分のPCSの電線が盗まれ、1カ月弱で復旧、売電ロスは約400万円

2020/06/04 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 長野県諏訪郡富士見町落合の工業用地に立地している連系出力1.990MW、太陽光パネル出力約2.360MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)で2月下旬、電線などが盗まれる被害を受けた。

 太陽光発電所におけるトラブルとして、電線の盗難は少なくない。一般メディアや地方紙などで報じられることも多い。

 背景には、銅線の取引価格の高騰がある。太陽光発電所では主に、パワーコンディショナー(PCS)以降の交流変換後の出力側の電線が盗まれることが多い。接続箱からPCSまでの送電を担う電線まで盗まれることもある。

 富士見町で電線を盗まれたメガソーラーは、町が出資する特定目的会社(SPC)である富士見メガソーラー(富士見町)が開発・運営している。2013年11月に稼働して以降、約6年半が経つ。盗難に遭ったのは初めてとしている(図1)。

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図1●復旧作業中の様子
(出所:日経BP)
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