トラブル

「コロナ禍で集電箱が届かない!」、海外製から国内製に替えて稼働へ

海外調達リスクが顕在化、3カ月遅れで運転開始にめど

2020/07/02 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 新型コロナウイルスの感染拡大による影響は、世界各地で様々な分野や産業に及んでいる。太陽光発電事業も例外ではなく、その影響は多岐に亘っている。

 とくに設置工事では、作業者の移動、設備の製造や輸送で影響を受けやすい。EPC(設計・調達・施工)サービスを支える企業や人材が多国籍化し、太陽光パネルをはじめとする主要設備のサプライチェーンがグローバル化していることが背景にある。

 日系企業が関係しているプロジェクトでも、ヨルダンにおける案件で中国とドイツのメーカーの納入が遅れたり(関連ニュース1)、メキシコでは再エネ発電所の試運転を制限する措置まで生じている(同ニュース2)。

 このような中、国内でも影響が及んでいる。例えば、埼玉県にある水上設置型のメガソーラー(大規模太陽光発電所)では、工期が遅延している。

 埼玉県久喜市菖蒲町にある池の水上を活用した「栢間沼(かやまぬま)太陽光発電所」()で、太陽光パネルの出力は2.6MW、パワーコンディショナー(PCS)出力は1.99MWとなっている。

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栢間沼太陽光発電所
(出所:シエル・テール・ジャパン)
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