トラブル

筐体を開けると「アシナガバチの巣」、パネルの裏には「スズメバチの巣」

エネテク 第51回

2020/07/30 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 このシリーズでは、エネテク(愛知県小牧市)が、太陽光発電所の点検やO&M(運用・保守)サービスを担う中で対応してきたトラブル事例を紹介している。同社は、2007年に創業した電気設備工事会社で、太陽光発電の施工も多く手掛けてきた。O&Mサービスでは、点検時に原因分析だけでなく、状況によっては、その場で不具合の原因を解消するといったワンストップの対応が特徴となっている(関連コラム)。

 今回は、発電設備の筐体の中に、大きなハチが巣を作っていた例を紹介する。スズメバチなどは夏に向けて大きな巣を作り、凶暴になってくる。夏から秋にかけてが、とくに注意が必要な時期になる。

 ハチが巣を作っていたのは、パワーコンディショナー(PCS)のコントロールパネルを収納した筐体の中だった(図1)。

図1●筐体を開けるとアシナガバチの巣があった
(出所:エネテク)
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 エネテクが点検を受託した太陽光発電所に向かい、現地での点検作業中に発見した。

 この太陽光発電所が採用したPCSは小型の機種で、複数台の小型の機種を束ねるようにまとめて制御できる機器が用意されている。その機器の筐体の中に、このコントロールパネルも収められている。

 点検の準備としてPCSの稼働を止めるために筐体の扉を開けると、大きなハチの巣と、大型のハチ数匹の姿が見えた。そのままでは刺される危険があるうえ、適正に点検することが難しいことから、扉を閉めて点検を中断した。

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