トラブル

台風で法面が崩れ、電柱があわや倒れる寸前に

エネテク 第56回

2020/10/15 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 このシリーズでは、エネテク(愛知県小牧市)が、太陽光発電所の点検やO&M(運用・保守)サービスを担う中で対応してきたトラブル事例を紹介している。同社は、2007年に創業した電気設備工事会社で、太陽光発電の施工も多く手掛けてきた。O&Mサービスでは、点検時に原因分析だけでなく、状況によっては、その場で不具合の原因を解消するといったワンストップの対応が特徴となっている(関連コラム)。

 今回は、2019年秋に関東から東北にかけて上陸、通過した台風によって、発電所外の法面が崩れた太陽光発電所の例を取り上げる。この太陽光発電所は東北地方にあり、エネテクが点検を受託している。

 台風にともなう強風や豪雨によって、東北地方でも福島県から岩手県内の広い地域で被害が相次いだ。この発電所では、敷地外の法面が大きく崩れた。

 発電所は法面の上に太陽光パネルを設置していた。崩壊した法面は下の田んぼに向かって降りるように築かれている(図1)。幸いにも、発電設備は損壊などの被害をのがれた。発電が停止することもなかった。

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図1●崩れた法面
(出所:エネテク)
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