トラブル

誘導雷で「まだら模様に過熱」、パネルと分散型パワコンを交換

エナジー・ソリューションズ 第5回

2021/01/21 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 今回のシリーズでは、エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)が、ドローン(無人小型飛行体)による空撮を応用した太陽光パネルの点検サービスを担う中で対応してきたトラブル事例を取り上げる。同社は2010年に設立されたベンチャーで、IT関連のシステム開発やサービスを得意とする。ドローンによるパネル点検サービスでは、異常箇所の特定だけでなく、状況や原因、異常の深刻度の分析、対応に向けた助言まで迅速に提供する点に強みがある。

 エナジー・ソリューションズによるドローン点検サービスは、人間の健康診断でいうCTスキャンに該当するような精密な診断ではなく、緊急度の高いトラブルを素早く見つけ、対応の選択肢まで提案することに主眼を置いている。

 第5回では、落雷の影響で、太陽光パネルが過熱していた例を取り上げる。

 この発電所から、「落雷による被害を受けた可能性があり、状況を調べたい」という依頼があり、同社がドローンによる点検を実施した。

 すると、太陽光パネルを接続した単位であるストリング全体に、過熱していることを示す高温部がまだら模様のように分布するという、異様な熱分布を示している場所が見つかった(動画)。

動画●過熱部がストリング全体にまだら模様で分布している
(出所:エナジー・ソリューションズ)
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