なかなか高度な遊びといえる。
こうした「石置きゲーム」を目撃するのは、千葉県内が多いという。カラスの生態に地域性があるのかもしれないと推測している。
設置角の大きい積雪地域や、設置角の浅い南国の太陽光発電所では、転がるか、残るか、微妙な角度ではないので、そもそも「遊び」にならないのかもしれない。
カラスの遊びには、石以外のものも使われる。
ビール瓶の割れたかけらを太陽光パネルの間に挟んだり、接続箱内にアリ対策に置いておいた駆除剤「アリの巣コロリ」、乾燥したヘチマなど、さまざまなものを置いて遊ぶ(図2)。