特集

ネバダ州最後の石炭火力、「太陽光+蓄電池」で代替

600MWのメガソーラーに480MWの蓄電池を併設

2022/01/31 21:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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米は「脱石炭」宣言に不参加だったが…

 2021年11月に英グラスゴーで開かれた国連気候変動枠組み条約・第26回締約国会議(COP26)では、石炭火力発電所の廃止を目指す宣言に46カ国・地域が参加した。だが、日本や米国、中国、オーストラリア、インドは参加しておらず、「脱石炭」の行方が活発に議論された。

 そんな中、米ネバダ州は石炭火力から移行するための取り組みを着々と進めている。2022年1月24日ネバダ州公益事業委員会(PUCN)は、同州最後の石炭火力発電所を廃止するために、2つの「太陽光+蓄電池(ソーラー・プラス・ストラージプロジェクト)」を承認した(図1)。

図1●大規模太陽光+蓄電池プロジェクトが開発されるネバダ州北部(イメージ図)(出所:PrimergySolar LLC)
図1●大規模太陽光+蓄電池プロジェクトが開発されるネバダ州北部(イメージ図)(出所:PrimergySolar LLC)
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 承認されたプロジェクトは、「ホットポット・ソーラー・プロジェクト(Hot Pot Solar Project)」と、「アイロンポイント・ソーラー・プロジェクト(Iron Point Solar Project)」で、合計連系出力600MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)と480MWものエネルギー貯蔵設備で構成される(図2)。

図2●2022年1月にネバダ州公益事業委員会から承認された2つの蓄電併設メガソーラープロジェクト
図2●2022年1月にネバダ州公益事業委員会から承認された2つの蓄電併設メガソーラープロジェクト
(出所:筆者作成)
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