特集

パンデミック乗り越え、2020年も拡大した企業の再エネ調達(page 3)

最大需要家はアマゾンで5.1GW、主流は太陽光

2021/02/08 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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アマゾンが断トツの調達量No1

 BNEFのサステナビリティアナリスト、ジョナス・ルーズ氏は、「これまで以上に、企業は世界規模で手頃な価格のクリーンエネルギーにアクセスできます。 企業はもはや、クリーンエネルギー調達目標の設定と、それに向けた取り組みに躊躇する言い訳はありません」と、加速する企業によるクリーンエネルギー調達について語った。

 企業別に調達量を見てみると、米アマゾンが群を抜くNo. 1で、2020年に35のPPAからなる計5.1GWのクリーンエネルギーを調達した。アマゾンに続くのは、フランス大手石油会社であるトタル(3GW)、台湾半導体製造ファウンドリであるTSMC(1.2GW)、そして米国のテレコムボライズン(1GW)の4社が1GWを超える調達量でトップ4を占めた。

 891MWと1GWを下回った米フェイスブックは5位で、米自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)、米大手テレコムのAT&T、そして、米IT大手のマイクロソフトと、米国企業が上位を占めた。

 ちなみに、アマゾンは、これまでに7.5GWを超えるクリーンエネルギーを購入しており、世界最大のクリーンエネルギー調達者として米グーグルの6.6GWおよびフェイスブックの5.9GWを上回っている(図2)。

図2●2020年企業によるクリーンエネルギーPPA締結トップ10(注:単位MW、黄色=太陽光発電、水色=風力)
(出所:BloombergNEF)
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