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2021年に15GW超のメガソーラーが新規導入へ(page 3)

最大460MW案件は蓄電池併設、両面発電と1軸追尾を採用

2021/02/15 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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エネルギー貯蔵は4.3GW新設

 さらに、EIAは2021年に、昨年比4倍の4.3GWの発電事業用エネルギー貯蔵が2021年に新設されると予測している。太陽光、風力などの変動性再生可能エネルギーの導入加速が、エネルギー貯蔵設備のニーズを高めており、エネルギー貯蔵と再エネの併設も拡大傾向にある。

 現在、世界で最大規模に当たる太陽光発電に併設されたエネルギー貯蔵プロジェクトである「マネティー・ソーラー・エネルギーセンター」がフロリダ州で開発中となっており、稼働は2021年後期とされている。

 フロリダ州最大の電力会社であるフロリダ・パワー・アンド・ライト(FP&L)は2019年3月に、出力409MWのエネルギー貯蔵設備を建設すると発表した。容量は900MWhとなっている。同州のマネティー郡に設置済みの太陽光発電所の電力を充放電する予定で、発表当時に最大規模とされた太陽光併設型エネルギー貯蔵プロジェクトの4倍になるという。

 FP&Lは、2018年に当時米国で最大規模の太陽光併設型エネルギー貯蔵設備「バブコック・ランチ・蓄電池システム」を稼働させた。このプロジェクトは、フロリダ州で既に稼働している「バブコック・ランチ・ソーラー・エネルギーセンター」と呼ばれる発電事業用太陽光発電所に、10MWのエネルギー貯蔵設備を新設したものだ(図2)。

図2●フロリダ州最大の電力会社FP&Lが開発した蓄電併設型メガソーラー
(出所:Florida Power & Light)
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