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2021年に15GW超のメガソーラーが新規導入へ(page 4)

最大460MW案件は蓄電池併設、両面発電と1軸追尾を採用

2021/02/15 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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ガス火力2基を閉鎖へ

 今回この「マンティー」エネルギー貯蔵プロジェクトから電力を供給することにより、FP&Lは、電力需要ピーク時に火力発電所を稼働させずにすみ、化石燃料の使用を回避し、さらにCO2 排出量を削減できる。実際、FP&Lは、このプロジェクトにより、1970年代に建設された2基の天然ガス火力発電所を閉鎖し、クリーンな再エネ電力に置き換える予定という。

 現時点で、FP&Lは、フロリダ州で最大の太陽光発電事業者で、900万枚以上からなる太陽光パネルからなる33基の発電事業用の太陽光発電を稼働させている。同電力会社は、よりクリーンな電力をよりお手頃に提供するため、「2030年までに最低3000万枚」(30 million solar panels by 2030)の太陽光パネルを導入する「30 by 30」目標を2019年に掲げた。

 ちなみに、FP&Lは、世界で最大規模の太陽光と風力の発電事業者である米ネクストエア・エネルギーの傘下にある。同社は、新規の太陽光発電所プロジェクトのうち、半分以上はエネルギー貯蔵設備と併設されると発表している(図3)。

図3●フロリダ州最大の電力会社FP&Lが開発した太陽光発電所
図3●フロリダ州最大の電力会社FP&Lが開発した太陽光発電所
(出所:Nextera Energy)
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