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「RE100」IT大手に押され、バージニア州でメガソーラー続々(page 3)

データセンターに供給、初の「蓄電併設型」も導入へ

2020/03/04 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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1.5GWの太陽光が稼働済み

 フェイスブックのデータセンター向けにもすでに合計出力360MWのメガソーラー が稼働している。ドミニオンはさらに今年2月にフェイスブックと提携し、同州のグリーンビレ郡に100MWの太陽光発電所を開発すると発表した。

 太陽光発電導入量において、ドミニオンは全米の電力会社グループの持株会社では4位になるという。ドミニオンは、米国で最も持続可能な企業の1つになることを目指して、現在、40を超える太陽光発電施設を運営しており、合計1500 MW(1.5GW)を超える太陽光発電がバージニア州で稼働または開発中である。

 同社は今年2月に、2050年までに二酸化炭素とメタンの排出で「ネット・ゼロ」を達成するという目標を発表し、気候変動問題に対して積極的な姿勢を示した。

 さらに、ドミニオンはバージニア州法人委員会からエネルギー貯蔵を活用した試験運用(パイロット)プロジェクトの承認を得た。このプロジェクトにより、同社はさらなる再エネ導入拡大とグリッド(電力系統)の信頼性を高められるとしている。エネルギー貯蔵施設の導入は、今後も太陽光の導入を拡大するカギで、昼間に発電した太陽光の電気を貯め、夕方からの需要ピーク時に放電する予定である。

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