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「RE100」IT大手に押され、バージニア州でメガソーラー続々(page 4)

データセンターに供給、初の「蓄電併設型」も導入へ

2020/03/04 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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16MWのエネルギー貯蔵導入

 このプロジェクトは4つのエネルギー貯蔵施設からなり、総出力は16MWに達する。同州では最大規模となり、同社にとって初のエネルギー貯蔵設備ともなる。採用されるエネルギー貯蔵技術はリチウムイオン電池である。

 2018年に施行した同州の「グリッド変革と安全法」によって、ドミニオンは最大30MWのエネルギー貯蔵施設に投資できることになっている。

 ドミニオンで発電建設担当副社長を務めるマーク・ミチェル氏は、「出力が断続的である太陽光と風力の変動を補ってグリッドシステムに統合し、電力供給の信頼性を維持し続けるため、16MWのエネルギー貯蔵を試験運用する。どのようにエネルギー貯蔵を活用するのがベストなのか、実証を通じて探っていきたい」と語った。

 バージニア州中部に建設する予定の4つのエネルギー貯蔵の総建設費用は約3310万ドルで、 プロジェクトは、現在2021年の第1四半期に稼働予定である。さらに、プロジェクトは、運用開始後5年間にわたって評価される(図3)(図4)。

図3●ドミニオン・エネルギー・パワーによるエネルギー貯蔵の試験運用プロジェクト
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図4●エネルギー貯蔵設備が併設されるドミニオンが所有する「スコット・ソーラー発電所」(17MW)
(出所:Dominion Energy)
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