特集

2021年のシステム価格上昇、太陽光・新規導入への影響は?

2022年に市場縮小も、2023年には再び拡大基調へ

2022/03/21 22:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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2021年の新規導入は23GW

 米国太陽エネルギー産業協会(SEIA)とコンサルティング会社の英ウッドマッケンジーにより共同で出版された最新のレポートによると、2021年における米国太陽光発電設備の年間新規導入量は、出力23.6 GW-DC(直流・太陽光パネルベース)で過去最大規模となった。2021年には色々なチャレンジ(課題)があったものの、同年の導入量は2020年比19%増で、このレベルの導入量は近い将来も続くと予想されている。

 しかし、2021年に増加したのは導入量だけではなく、コストも増加した。

 ここ数年、電力会社さえも「ソーラーエネルギーは低価格」と、新規発電設備への投資を太陽光発電に多く投じてきた。

 レポートによると、2021年に全米で新規導入された発電容量の、実に46%を太陽光発電が占めた。続いて風力が44%、そして天然ガスが10%となっている。ちなみに、太陽光発電が米国の新規発電容量の最大シェアを占めるのは、2019年から3年連続となっている(図1)。

図1●米国における新設発電所の発電容量推移(2010〜2021年)
図1●米国における新設発電所の発電容量推移(2010〜2021年)
(注:藍色=太陽光、水色=風力、緑色=天然ガス、灰色=石炭、オレンジ色=その他、出所:Wood Mackenzie)
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