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人権問題とガラス不足、太陽光パネルの価格上昇は続く!?

コロナ禍でも世界の太陽電池出荷量は前年比7%増

2021/05/17 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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国別シェアは中国が独占的

 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大・パンデミックによる景気後退など困難な環境の中、断続的な生産と設備の閉鎖にもかかわらず、2020年における世界の太陽光発電市場は、高いレジリエンス(回復力)を発揮した。

 太陽光発電市場に関するリサーチ・コンサルティング会社である米SPV マーケットリサーチ(SPV Market Research)の最新レポート「ソーラーフレア(Solar Flare)」によると、2020年の全世界における太陽電池出荷量は、結晶シリコン系と薄膜系を合せ、前年比7%増の131.7GWに拡大した。

 2020年の出荷量のシェアを国別に見てみると、1位は、中国で全世界出荷量の67%を占めた。2位はマレーシアでシェア10%、そして2位のベトナムは9%と、中国の独占的な状況が続いている(図1)。

図1●2020年の世界太陽電池出荷量の国別シェア(トップ5)
(出所:SPV Market Research)
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