特集

石油産業を支えた米テキサス州、風力に続き太陽光でも全米トップに(page 2)

太陽光発電の新設容量で、ついにカリフォルニア州を抜く!?

2021/06/24 16:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
印刷用ページ

太陽光でカリフォルニア州を抜く

 米国太陽エネルギー産業協会(SEIA)とコンサルティング会社であるウッドマッケンジーによって共同で出版された最新の米国太陽光発電市場レポートによると、2021年第1四半期(1~3月)時点で、米国内の太陽光設備は累計100GWを超えたという。

 これも大きなトピックなのだが、さらにニュース価値が高いと感じるのは、テキサス州の太陽光分野での躍進だ。同州は、第1四半期だけで1.52 GWもの新しい太陽光発電を導入し、同四半期の導入量で今まで「不動のリーダー」とも言えたカリフォルニア州を抜いた。テキサス州が第1四半期に導入した容量は、2019年における同州の年間導入量(1.41GW)を超えるほどの急拡大ぶりだった。

 2020年における太陽光の年間導入量では、カリフォルニア州が1位を維持したものの、2位のテキサス州が追い上げ、その差は2019年の1.7GWから、わずか490MWに縮まっていた。SEIAとウッドマッケンジーは、今後5年間、テキサス州では毎年4GW以上の太陽光が新設されると予想しており、同州が米太陽光市場の新たなリーダーに躍り出る可能性が高くなっている(図2)。

図2●カリフォルニア州とテキサス州の太陽光発電導入量
(出所:Wood Mackenzie and SEIA)
クリックすると拡大した画像が開きます
  • 記事ランキング