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エネルギー貯蔵設備の新設が前年比3倍の4.6GW

アンシラリーに加え「裁定取引」「再エネ余剰対応」など新用途が拡大

2022/07/16 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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フロリダ州で409MWも

 米エネルギー省(DOE)・エネルギー情報局(EIA)の最新データによると、米国で導入された発電事業用エネルギー貯蔵設備は、2020年の出力1438MWから、2021年の4631MWと3倍以上に拡大した。ちなみに、ここでの「発電事業用」の定義は、出力が1MW- AC(交流・連系出力ベース)以上の設備を示す(図1)。

図1●米国における発電事業用・大規模エネルギー貯蔵設備の年間導入量推移
図1●米国における発電事業用・大規模エネルギー貯蔵設備の年間導入量推移
(注:2016~21年、単位・MW、青色=RTO、赤色=RTO以外、出所:DOE EIA)
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 この1438MWの中には、世界最大規模の太陽光発電で充電されるエネルギー貯蔵システムが含まれている。それはフロリダ州の大手電力会社フロリダパワー&ライト(FPL)が開発した409MWの「マナティー・エネルギー貯蔵センター」である(図2)。

図2●フロリダ州に導入された世界最大規模のエネルギー貯蔵設備
図2●フロリダ州に導入された世界最大規模のエネルギー貯蔵設備
(出所:Florida Power & Light)
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