特集

米最大の公益電力企業がメガソーラーに本腰、1.5GW開発へ(page 2)

「地産地消型」で地域の顧客に脱炭素電力を供給

2021/07/28 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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2028年までに1.5GWのメガソーラー

 ちなみに、デューク・エナジー・フロリダは、電力およびガス会社を傘下に保有する米国持株会社デューク・エナジーの子会社の1つである。親会社デューク・エナジーは、フロリダ州を含む、ノースカロライナ、サウスカロライナ、オハイヨ、ケンタッキー、そしてインディアナ州に顧客を持ち、米国公益企業としては最大規模の売り上げを誇っている。

 デューク・エナジー・フロリダは、2020年半ばまでに、フロリダ州に十分な太陽光発電を設置することで、年間15億ポンドのCO2排出量を削減する目標を持っている。具体的に、2022年までに700MW、そして、2028年までに1500MW(1.5GW)の太陽光発電を同州内に開発・導入する予定である。

 7月時点で、同電力会社は、フロリダ州内で建設中または稼働中の900MWを超えるメガソーラーを持っている。

 デューク・エナジー・フロリダは、今回発表された4基のメガソーラーを含む、全10基の新しいメガソーラーに推定10億ドルを投資する計画という。ちなみに、今回発表された4基のメガソーラーの出力は1基74.9MWで、4基の合計は224.7MWに達する。1軸追尾型にバイフェイシャル(両面発電)太陽光パネルが採用される。これらのプロジェクトの建設は2022年初頭に開始され、建設が完了するに約9〜12カ月かかるとしている。

 今回発表されたプロジェクトの1つである「ヒルドレス太陽光発電所」は、フロリダ州スワニー郡の635エーカーに渡る敷地に建設され、1軸追尾型の架台に約22万枚のバイフェイシャル太陽光パネルが使用される(図2)。

図2●デューク・エナジー・フロリダがフロリダ州に導入した地産地消型メガソーラーの1つ
図2●デューク・エナジー・フロリダがフロリダ州に導入した地産地消型メガソーラーの1つ
(出所:Duke Energy Florida)
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