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2019年版・米企業の太陽光発電導入ランキング(page 2)

3位はウォルマート…、では、1位と2位は?

2020/10/14 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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再エネ導入で電力コスト削減

 企業による太陽光発電導入の理由は、単に温暖化問題への対応だけではなく、企業の持続可能性の向上も背景にある。というのは、再エネ電力の長期購入契約により電力コストが安定化し、化石燃料の高騰による経営への影響を回避しつつ、経費も削減できるからだ。つまり、太陽光発電とビジネスは親密な関係になっているのだ。

 SEIAは毎年、米国リーディング企業による太陽光発電の導入量を調査し、「ソーラーはビジネスを意味する」という報告書にまとめ、発表している。今年9月に発表された2019年版の報告書によると、2019年のランキング1位はアップルで、累積導入量398.3MW。2位は累積導入量369MWでアマゾン、ついで、世界最大のスーパーマーケットチェーンのウォルマートが累積331MWで3位に入った(図2)。

図2●太陽光発電導入企業・トップ10(2019年版・累積導入量)
(出所:SEIA)
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 ちなみに、今回で8年目を迎えるレポートであるが、SEIA は、2019年末までに、米43州に渡り導入された計8300MW(8.3GW)、3万8000件を超える太陽光発電プロジェクトを追跡し、データを分析した。これは、米国に設置されている全商業用太陽光発電容量の70%以上に相当するという。

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