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2019年版・米企業の太陽光発電導入ランキング(page 4)

3位はウォルマート…、では、1位と2位は?

2020/10/14 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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「オフサイト」が増える

 これらの企業は2000年代中旬頃からオンサイト設置で商業用太陽光発電市場をリードしてきた。しかし、企業によっては、自社施設での設置スペースに限界があり、再エネ100%などの目標を達成するために十分な電力量を確保できないこともある。

 その場合、企業の敷地外、または電力需要地から離れた比較的広い場所に太陽光発電を設置する手法が選択される。電力自由化の進んでいる州ならば、企業は直接、独立系発電事業者(IPP)から太陽光発電を調達でき、電力規制下の州では、電力会社と特別なパートナーシップを組むことにより太陽光の電力を購入できる。これらを「オフサイト」導入と呼ぶ。

 SEIAによると、2019年には1.28GWの太陽光発電が商業用に導入され、これは今までで2番目に多い年となった。太陽光発電のコスト削減が加速し、国内で太陽光の調達手段が増えたことにより、2015年以降、企業でのオフサイト導入が増え始めた。ちなみに、オフサイト導入は、2019年の総導入量の34%を占めた(図4)。

図4●米企業による太陽光発電の年間設置容量におけるオンサイトとオフサイト内訳(単位:MW)
(出所:SEIA)
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