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2019年版・米企業の太陽光発電導入ランキング(page 5)

3位はウォルマート…、では、1位と2位は?

2020/10/14 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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アップルのサプライヤーもランクイン

 ランキングトップ10に入ったアップル、アマゾン、グーグル、スイッチ、そしてフェイスブックは大規模なデータセンターを運営しており、メガソーラー(大規模太陽光発電所)をオフサイトに開発することにより、その膨大な電力消費量を再エネに転換している。

 ちなみに、アップルの2019年時点でのオフサイト設備の累積容量は313MWで、総導入容量の79%を占めた(図5)。

図5●アップルのデータセンター用に設置されたオフサイト・メガソーラー
(出所:Apple)
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 ランキング10位のソルベイ は、実は1位のアップルに関係している。同社は、アップルのサプライヤーの1社なのである。ソルベイは、ベルギーに本社を持つ化学会社ソルベイの米国法人で、同社のスペシャルティポリマーズ・グローバルビジネスユニットは、アップルのサプライヤーとして、すべてのアップル向け製品を100%再エネで賄うことを公約した。

 同社は、ルイジアナ州バトンルージュにある工場の電力需要を再エネに転換するため、サウスカロライナ州に建設された81.4MWの新規メガソーラーから環境価値を15年間購入するという契約を結んだ。同社はこの1つのオフサイトプロジェクトで2018年に初めてこのランキングに入った(図6)。

図6●アップルのサプライヤーであるソルベイ社用に開発されたメガソーラー
(出所:Solvay)
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 これからも政府方針に頼らない、企業による活発な再エネ導入が期待できそうだ。

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