特集

加州、2045年に50GWの「長周期エネルギー貯蔵」(page 2)

太陽光拡大で、日没後の電力需要を支える役割を期待

2021/12/23 17:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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テスラやLGが加盟

 カリフォルニア州は、気候変動対策を含む環境政策に積極的で、2018年に議会で「ゼロエミッション電力目標を設定する上院法案100(SB100)」を可決した。

 「SB100」では、2030年までに電源構成の60%を太陽光発電など再エネからの供給に転換し、2045年までに電力供給の100%をゼロエミッション電源とすることを義務付けた。その目標達成に向け、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の開発が着々と進んでいる。

 同州でエネルギー貯蔵の導入政策を支援するカリフォルニア・エネルギー貯蔵同盟(CESA: California Energy Storage Alliance)によると、同州の温室効果ガス(GHG) 排出フリー電源への移行には、エネルギー貯蔵施設の普及が欠かせないとしている。

 CESAは100社を超えるメンバーから構成されており、その中には、米テスラ、米GE(ゼネラル・エレクトリック)、韓国LGなどリーディングカンパニーが含まれており、これらの企業にとってカリフォルニア州が重要であることがわかる(図2)。

図2●米テスラや韓国LGがメンバーであるカリフォルニア・エネルギー貯蔵同盟(CESA)
図2●米テスラや韓国LGがメンバーであるカリフォルニア・エネルギー貯蔵同盟(CESA)
(出所:CESA)
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