特集

牛舎近くの岡山・美咲町の太陽光、ロボット洗浄の効果は?(page 3)

売電額の1%弱で約9000枚を洗い、売電額は1割弱増える

2020/07/22 05:00
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ

 洗浄の作業は4日間でほぼ完了した(動画図4)。洗浄ロボットのほか、水と純水製造機を持ち込んで現地で生成した純水を使い、アレイ(太陽光パネルを架台に設置した単位)ごとに洗った。ロボットは、ラジコンで操作する。

クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
図4・動画●洗浄作業の様子
下の2段の画像のアレイは、奥から手前に向けて洗浄している(出所:日経BP)

 洗浄ロボットは、ここ数年間で進歩しているようだ。登場した当初は、アルミフレームの段差を乗り越える時に、ガタンガタンという大きな音を伴う機種が目立った。試験的に洗浄した際、この音を聞いてセルにマイクロクラック(微細な割れ)が生じるのでないかと懸念する発電事業者やO&M(運用・保守)サービス事業者も多かった。こうした懸念は、ほぼ解消されているように見える。

 敷地面積が広いことから、純水を送るホースの長さがロボットの移動を制約する場面も出てくる(動画の後半)。こうした場所は、翌日以降にホースの配置を変えて洗浄した。

 とはいえ、ロボット洗浄においても、まったく人手が不要というわけではない。ロボットをアレイに設置する作業、鳥のフンなどの固着が強い汚れを和らげる作業、パネルの隙間から伸びている雑草の除去などは人手に頼っている(図5)。

クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
図5●ロボットの移動、固着が強い汚れの緩和などは人手で
(出所:日経BP)
クリックすると拡大した画像が開きます
  • 記事ランキング